車高調まとめ
しかし、だんだん見慣れていくうちに「意外と車高が高いな」「タイヤとボディーの隙間が気になる」などちょっと隙がある感じが気になってしまう方も多いようです。
また、「コーナリング中のロールが気になる」や「ノーマルの乗り心地は好きだけど、もう少しキビキビ走ってほしい」と言う走りを気にする方もいたりと、
車高調を入れたい方の思考はさまざま。
今回は、車高調のスペックと特徴をまとめましたので、シビックハッチバックの車高調選びに役立てていただけたら嬉しいです。
【街乗り乗り心地重視】
ここでは、街乗り重視の方向けに車高調をまとめました。
純正の乗り心地が好きだけど、車高を下げたい方にオススメします。
マイルドな乗り心地が特徴の複筒式の車高調を紹介します。
テインFLEX Z
シリンダー機構:複筒式
車高調整機構:全長調整式
バネレート:F6.0kgR6.0kg
減衰力調整:16段
保証:3年間6万キロまで。
乗り心地の良いと評判の多いテイン。
複筒式を採用することで、ゴツゴツする感じをなくしています。
EDFCという運転席からでも減衰力を調整できる機能をプラスすることで、簡単に自分好みに減衰力を調整し乗り心地をカスタムできるのも魅力です。
クスコ STREET ZERO A
シリンダー機構:複筒式
車高調整機構:全長調整式
バネレート:F6.0kgR6.0kg または5kgに変更可能
減衰力調整:40段
保証:1年間1万キロまで。
クスコもテインと同様に複筒式を採用。
違いとして、減衰力が40段調整できることと出荷時にバネレートを変更できるところ、さらにフロントにピロアッパーマウントを採用しているのでキャンバー調整も可能です。
自分好みのセッティングに凝りたい方は、クスコをオススメします。
【スポーツ走行も可能なモデル】
街乗りで多少のゴツゴツ感があっても気にしない方や、走り重視な方にオススメな車高調をまとめました。
とはいえ、最近の車高調はかなり乗り心地が良くなっているので、「純正とそんなに変わらないよ」なんて声もありますが。
ここでは、ダイレクトなフィーリングが特徴の単筒式の車高調を紹介していきます。
HKS HIPERMAX IV SP
シリンダー機構:単筒式
車高調整機構:全長調整式(リアのみ)
バネレート:F8.0kgR6.0kg 変更可能
減衰力調整:30段
保証:3年間6万キロまで。
フロントにピロアッパーマウントを採用しさらにヘルパースプリングも採用しています。ヘルパースプリングはサスペンションの伸び側のストロークを確保しハードブレーキング時の安定性や路面凹凸があるところでも安定したグリップ感が得られるメリットがあります。安定して危なげなくスポーツ走行が楽しめそうです。
さらにリアの減衰力調整はワイヤー式を採用しているので、いちいちジャッキで持ち上げたりタイヤを外さずに調整が可能!
もう少し早く出てくれれば私も買っていたかも、、、
XYZ Japan TypeSS
シリンダー機構:単筒式
車高調整機構:全長調整式
バネレート:F8.0kgR6.0kg
減衰力調整:30段
保証:1年間
特徴はリーズナブルなうえに、フロントにピロアッパーマウントを採用しているところです。海外製で名前も知らなかったメーカーでしたが、なんの不具合も無く使用しています。乗った感じ突き上げ感は純正と比べて強いです。セッティング次第ではかなり突き上げ感も消せると思います。
レビューを見てもかなり満足されている方が多いです。
私の場合は走り重視でプリロードをかけているのとフロント下がりの車高でギャップを拾いやすく硬い乗り心地です(笑)
【まとめ】
ここでは各車高調の機構やスペックを基準に、街乗り向きとスポーツ向きのものを紹介させていただきました。
車高調選びの基準として活用してください。