ゼロから始めるヒール&トゥ練習法
MT乗りの必須テクニックとも言える、ヒール&トゥ。
誰もが1度は「上手くなりてぇ〜」と思った事があるのではないでしょうか?
今回は、ヒール&トゥの練習方を解説していきます。
【まず最初に】
いきなり、ブレーキングしながらギアを落としアクセルを吹かす。
は、オススメしません(^_^;
って言うか、相当器用でないとできないと思います。
私も一般人、、、よりちょっと頭悪め。
最初から完璧な形でヒール&トゥは出来ませんでした。
「バイクも乗っていたし、ブリッピングの要領は分かってるから、大丈夫」
と言う、自信は一瞬で消えましたね(^_^;
自分が想像したより足がしっかり動いてくれなくて、アクセルと同時にブレーキも踏み込んでしまう。
当然、車はガクンとおかしな挙動をして恥ずかしい思いをしました(笑)
なので、焦らず1つづつ行きましょう。
【シフトダウンの操作に慣れる】
最初の段階として
ブレーキをしながら、シフトダウンをすると言う動作に慣れるために、4速から3速にシフトダウンをしてみましょう。
シビックハッチバックの場合、時速約30kmより低い速度で4速から3速に落とせば、ブリッピング無しでもショックがほとんど無いので練習しやすいかと思います。
慣れてきたら、わざと5速や6速に入れて順番にシフトダウンするのもOKです。
【アクセルをあおる感覚を掴む】
シフトダウンの操作に慣れてきたら、次はアクセルの操作に慣れましょう。
減速するより、もっと手前。
ブレーキはこの時かけません。
シフトダウンする時、クラッチを切っているタイミングでアクセルをあおります。
この練習では、どのくらいアクセルをあおったら良いか?
の感覚が身についてきます。
その時の速度やエンジン回転数によって、アクセルをあおる量は変わってきますので、臨機応変に対応して練習してみましょう!
【そろそろ本番、、、の前に】
ここまでで、シフトダウン操作とアクセルをあおる操作を分けて練習してきました。
いよいよ、ブレーキを踏みながらアクセルをあおる完成系に行きたくなりますが、、、
ちょっとイメージトレーニングも紹介しておきます。
停止している状態で、ギアはニュートラル。
ブレーキを踏みそのままアクセルをあおって、足の動かし方を練習してみましょう!
その時意識するのは、ブレーキを踏み込まない事!
停止しているので思いっきり集中してください(笑)
*騒音が迷惑にならないようにだけ気をつけましょう(^_^;
【いよいよ本番】
さぁ、今まで練習してきた事を合わせて行きましょう!
最初は、【アクセルのあおる感覚を掴む】で練習した内容にブレーキに足を乗せる。をプラスしてみます。
かなり難易度があがりますよ〜(笑)
挫けず、コツコツとトライアンドエラーを繰り返して感覚を掴みましょう!
ブレーキに足を乗せると書きましたが、軽く踏んでもOK。
*前後に車が居る場合は、安全のためやめておきましょう*
【私なりアドバイス】
軽いブレーキングからのヒール&トゥは、ちょっと難しくてできない、、、
と行き詰まっている方。
この方法を試してみてください。
「ヒール&トゥ」かかととつま先に囚われすぎると行き詰まってしまいます(笑)
私は、普段街乗りでは、
ブレーキペダルに親指を乗せて、小指の付け根ら辺でアクセルをあおっています。
コツは、親指を軸に足首を回す感覚で小指付け根でアクセルをあおる。
足首を回すと同時に膝も外に開くとやりやすいと思います。
と言うか、私は身体が硬いので勝手に膝まで動きます(^_^;
こうすると、軽いブレーキングでのヒール&トゥがしやすくなりました!
ほんの1例ではありますが、よろしければ試してみてください。