サーキットで自分の走りを分析できるツール
今回は、私の使用しているデータロガー、デジスパイス3の紹介です。
データロガーとは
サーキットで自分がどこでブレーキをしているのか?最高何キロ出ているか?どんなラインで走っているのか?など、どんな走りをしているのかがデータとして見れるツールです。
このツールがあると客観的に自分の走りが見れたり、、、ショックを受けることもありますが(笑)
また、自分より速い人と知り合いであれば、デジスパイスを車体に付ければ速い人のデータが見れてしまうという使い方もあります。
走りが真似ができるかは別(笑)
ロガー本体は手のひらサイズでどこにでも取付けできます。
使い方
サーキットに付いたらまず、デジスパイスの電源を入れることをおすすめします。
取扱説明書にもありますが、走行する直前よりも電源を入れしばらく放置しておくことでGPSの精度をより精密にすることができます。
サーキットに着いたらまず電源を入れましょう。
取付は、私は簡単に養生テープを十字にしてルーフまたはリアハッチに取り付けています。
車内はまだ試したことがありませんが、できるだけロガーの上には何も障害物が無い方が衛星と通信が正確になります。
走行が終わったらロガーとパソコンを付属のケーブルでつなぎデータを読み込むと、走行した軌跡が表示され、サーキットを選択するとサーキットレイアウトとコントロールラインが設定されてラップタイムが分かります。
こんな感じ。
スポーツランド山梨を走行した軌跡です。
こちらはラップチャート。
これを見るだけでも、クーリングラップやピットインした周回が分かります。
全長1キロほどのサーキットでも最高速度が100Km。
ベストラップは45.229、、、お恥ずかしい(^^ゞ
あとは分析したいラップを選択すると走行アニメーションが見れたり、ブレーキングポイント(減速しているポイント)や各コーナーの旋回スピードなどを分析することができます。
なので「タイヤを変えたらどこが速くなったのか?」や、「新しく付けた部品の効果はどうか?」が分析できたり、データを蓄積すれば数年前の自分と走りの違いが比較できたりとなかなか楽しめます。
ただ、乗り味の違いが必ずしもラップタイムにつながる事はないのでそこはとらわれすぎないように(^^ゞ
セッティングの沼にハマります(笑)
スポーツランド山梨のセクター2から3の区間です。
▽がアニメーションで走っていきます。
直線が加速、点線は減速を表しています。
もう少し直線区間でしっかり減速して減速区間を狭めたいですね(笑)
走行後のネタとして
自分一人で見ても十分面白いですが、友人や仲間とデータをシェアして自分と友人の走行データを見比べるとサーキット走行を終えたあとの話のネタになり盛り上がります(笑)
データ見せたくない人も居るかと思いますが(笑)
あとは通っているチューニングショップさんともデータを見せれば共有できるのでより正確なアドバイスやチューニングなんかが見つけやすくなったりして良いかと思います。
実際に私も二輪ロードレースに参戦していたころは、データと自身のレビューをもとにセッティングの方向性を決めていました。
自分の走りをサーキット以外の場所で見てもらえるのは、重宝します。
最後に
このサーキット機能のほかに、任意でスタートとゴールが設定できる機能があるのでラリーでもジムカーナでも使用ができます。
スマートフォンやiPhoneの専用アプリと連携させるとスマホでラップタイムが見れたりと使い方はいろいろ。
良ければご活用してみてください。